屋久島測候所(小瀬田)の1981~2010年の平年値です。
平地の気温・雨量の目安ですので、山岳部は標高によって気温が下がります。
月 | 最高気温 | 平均気温 | 最低気温 | 降水量 |
---|---|---|---|---|
1月 | 14.4 | 11.6 | 8.7 | 272.9 |
2月 | 15.2 | 12.1 | 9.1 | 286.7 |
3月 | 15.0 | 14.3 | 11.1 | 428.1 |
4月 | 21.1 | 17.7 | 14.2 | 421.7 |
5月 | 24.3 | 20.8 | 17.3 | 441.0 |
6月 | 26.8 | 23.6 | 20.7 | 773.6 |
7月 | 30.4 | 26.9 | 23.7 | 311.9 |
8月 | 30.6 | 27.2 | 24.2 | 269.0 |
9月 | 28.7 | 25.5 | 22.6 | 406.1 |
10月 | 24.9 | 21.9 | 19.0 | 299.6 |
11月 | 20.9 | 17.9 | 14.9 | 303.9 |
12月 | 16.6 | 13.6 | 10.6 | 262.7 |
年 | 22.6 | 19.4 | 16.3 | 4477.2 |
*山の気温はどのくらいですか?
屋久島のイメージといえば、南の島=暖かいと思っていらっしゃる方が多いかと思います。
しかし、標高が高くなるにつれて気温はどんどん下がっていきます。
低地に比べると縄文杉近辺(標高1300m)は約8℃、宮之浦岳近辺は(標高1936m)約12℃下がります。
南の暖かい島というイメージは忘れて、季節に応じた気温に対応できる服装のご準備をお願いいたします。
*雨が降ったらトレッキングツアーは中止になりますか?
基本的には雨が降ってもツアーは催行されます。
防水対策を行い、みずみずしく潤う苔や生き生きとした緑の森をお楽しみ下さい。
但し、このような場合にはトレッキングツアーの中止または代替のご案内をさせて頂きます。
1)縄文杉トレッキング 大雨警報発表によるシャトルバス運行が中止
2)白谷雲水峡トレッキング 沢の増水によるコース制限
3)その他、台風接近や自然災害により、危険が予測される場合
*雪はいつ頃降りますか?
12月中旬以降,1月,2月に寒波が来ると降ります。
ヤクスギランド(標高1,000m)でおよそ50cmの積雪があることもあります。
雨の多い島なので、寒波が来ると、一気に積雪することも多いです。
ヤクスギランド線、白谷雲水峡線は降雪・凍結の恐れがある場合は、通行止めになります。
*必要な持ち物は何ですか?
トレッキングシューズ・レインウェア・ザックは必ずご準備ください。必ずしも全てをご購入いただく必要はございません。登山用品のレンタル等をご利用いただくことも可能です。
その他、ツアーによっては、お弁当やシュラフなどが必要となります。
ツアー当日、装備の不十分な方は、ガイドの判断によってツアーのご参加をお断りさせていただくことがございます。
*雨が降っていなくてもレインウェアは必要ですか?
天候に関わらず必ずご準備ください。
屋久島の天候は非常に変わりやすく、また山岳部は平地の天気と異なることも多いです。
ビニール製の雨合羽ではなく、防水透湿性の生地でジャケットとズボンに分かれている物がオススメです。
*スニーカーでもトレッキングは可能ですか?
「可能」か「不可能」かの選択であれば「可能」だと思いますが、怪我のリスクや体力の消耗などを考えるとトレッキングシューズをオススメいたします。
*携帯トイレは必須ですか?現地で購入できますか?
トイレは主に山小屋付近に設置されていますが、携帯トイレを持っていると既設のトイレ以外の携帯トイレ用のブースで用便でき安心です。
携帯トイレ用の木造ブースやテントブースは、宮之浦岳登山コースや縄文杉登山コースに設置されています。縦走の方や宮之浦岳登山をされる方には特に携帯トイレを持参頂くようお願いしています。
携帯トイレは観光協会の各案内所や店舗または民宿・ホテルなどで購入できます。
*防水対策はどんなことが必要ですか?ザックカバーがあれば対策になりますか?
ザックにザックカバーを被せる、防水機能のあるザックを利用しているだけでは屋久島の雨は防げないと思ってください。
濡れて困る財布や携帯電話、着替えなどは、ザック内部に大きなビニール袋を入れ、更にそれぞれの荷物をジップロックに詰めてパッキングするくらい厳重にすることをオススメいたします。
多少濡れても構わない物や、行動中によく出し入れするものなどはそこまでする必要はありませんが、濡れて困るものは3重の防水対策を行ってください。
また、レインウェアのポケットの内側などは、防水になってないことが多く、ポケット内で携帯電話やカメラが浸水してしまうことがありますので、注意が必要です。
*島内のオススメ観光スポットはどこですか?
屋久島環境文化村センター、屋久杉自然館、大川の滝、トローキの滝、千尋の滝、永田いなか浜、西部林道、屋久島灯台、紀元杉、猿川ガジュマル、中間ガジュマル、志戸子ガジュマル園、屋久島有用植物リサーチパーク、屋久島フルーツガーデンなどです。
※営業日、営業時間等がある施設もございますので、予めご確認ください。
*温泉はありますか?
縄文の宿まんてん温泉、尾之間温泉、屋久島温泉(JRホテル屋久島内)、屋久島いわさきホテル、平内海中温泉、湯泊温泉、ゆのこのゆ、楠川温泉などがあります。
※営業日、営業時間等がある施設もございますので、予めご確認ください。
*距離はどれくらいありますか?
屋久島をぐるっと1周すると約130kmあります。
主な集落間の距離は、 宮之浦ー空港(小瀬田)(10.5km/車で15分)、宮之浦ー安房(18.6km/車で25分)、宮之浦ー尾之間(31.4km/車で45分)、宮之浦ー平内(37.1km/車で55分)、宮之浦ー栗生(50.5km/車で95分)、宮之浦ー一湊(10km/車で14分)、宮之浦ー永田(20.4km/車で30分)です。